保護犬・保護猫を家族にお迎えしたいとお考えの方へ
ハウスで保護された動物たちは、「過酷な環境で暮らしていた」「飼い主様と離ればなれになってしまった」「人間に嫌な思い出がある」など、辛い思いをしてきた動物たちも多く保護されています。
だからこそ今度は、温かいご家庭で優しい家族に囲まれて、生涯幸せに暮らしてほしいという思いからこの活動を続けてまいりました。
「この子を家族に迎えてよかったな」と心から感じていただけるご縁を繋げられるよう、スタッフ一同これからも精進いたします。
動物たちも我々人間と同じく毎日ご飯を食べて排泄し、時には病に侵されることもあります。
また、健康で病気にならないように、脱走しないようにと心がけ環境を整えるには時間やお金もかかります。
しかし動物を迎える際には、別れが来るその時まで命に責任を持つ義務があります。
これからの未来で無責任な理由から保護される動物を少しでも少なくできるよう、理解があり責任あるご家族と幸せに過ごせるよう、我々にも譲渡者としての責任がございます。
そのためお迎えしたいとお考えの方に以下の「譲渡条件」をご確認いただき、飼育環境や家族構成などを里親希望申込書にて確認させていただきます。
ご理解とご協力をお願いいたします。
譲渡の条件
●動物愛護及び管理法律、狂犬病予防法、横浜市の動物の愛護及び管理に関わる条約、その他動物の飼養に関係する法令等(関係法令)を遵守できること。
●ご家族など、全員の同意を得ていること。
●愛情と責任をもって、適正な飼養管理ができ終生飼育できること。 (犬や猫の寿命は平均15年以上です)
●食費や医療費などの負担ができる経済的余裕があること。
(犬:200~300万円、猫:100~200万円ほど)
●家に正しい脱走防止策を施し、完全室内飼いができること。
●譲渡予定の動物アレルギーではないこと。
●動物の飼育が可能な住宅にお住まいであること。
(賃貸住宅・集合住宅にお住まいの方は、動物の飼育が許可されているかを確認させていただくため、管理規約などの書類をご提出いただけること)
●猫を迎える場合、2段以上のケージを用意していただけること。
●譲渡時に不妊手術が済んでいない場合、譲渡後に必ず手術とマイクロチップ装着を行うこと。
●一人暮らしの方・60歳以上の方は、動物の飼育が継続できる後見人(60歳未満)をご指名いただければ譲渡可能な場合があります。万が一の場合に世話をしてくれる方や、飼育継続不可の際に里親様に代わって飼育できる方をご指名ください。また正式な譲渡の際は、誓約書に後見人の方のサインと捺印が必要です。
※上記の譲渡条件を満たしている場合でも、ご希望の動物の飼育環境として不適切と判断した場合は譲渡をお断りすることがございます。
※審査の結果は、審査を通過された方のみ1週間以内にご連絡いたします。
譲渡の流れ
●譲渡条件をご確認の上、ハウスへお電話またはお問い合わせフォームよりご相談ください。
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●ハウスへお越しいただき、実際にハウスをご見学いただきます。
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●お迎えを希望する動物が決定した場合は、スタッフまでお申し付けください。その際「里親希望申込書」をご記入いただき審査にはいります。
審査は、当日結果がわかるわけではありません。後日改めてご連絡いたします。
その際に注意事項やご用意いただくものなどを記載したご案内をお渡しさせていただきます。
※状況によっては、ご案内のお渡しが前後する場合がございます。
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●審査の結果、正式譲渡が決定しましたら案内をご確認の上、お迎えの準備をお願いいたします。
また、ご希望の譲渡日をスタッフまでご連絡いただき日程調整をお願いいたします。
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●譲渡当日
【譲渡の際にお願いしていること】
●終生飼育や健康管理などをお約束いただく書類として、
また、その際に身分証明書(運転免許証・マイナンバーカードなど)を控えさせていただきます。
●譲渡費用として、初期医療などの保護費用の一部負担をお願いしております。
この費用をご負担いただくことで、次の保護活動に繋げることができます。
ご協力をよろしくお願いいたします。
【猫の場合の譲渡費用明細】
・食費・消耗品などの保護に関する諸費用:5,000 円
・猫3種混合ワクチン:7,000 円 / 回
・ウイルス検査:7,000 円
※猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ、FIV)・猫白血病ウイルス感染症(FeLV)
・不妊手術:男の子 / 10,000円 ・ 女の子 / 15,000 円
・マイクロチップ装着:5,000 円
・駆虫費 : 3,000 円
※ノミ・マダニ・フィラリアなどの内部寄生虫














