以前、胸に奇形がある子猫のココちゃんをご紹介し、温かいコメントをいただきありがとうございました。
ココちゃんは、手術をすることに決めました。
ココちゃんの病気は漏斗胸という病気です。
胸の骨が心臓の方へと食い込んでしまい、心臓や肺を圧迫してしまう病気です。
漏斗胸の場合、骨の奇形とうまく付き合いながら成長していける場合もありますが、ココちゃんは重症の度合いに入ります。
現在でも頻繁に過呼吸を起こしているので、大人になって体が成長したら、さらに臓器が圧迫されることが予想されます。
漏斗胸の手術は、歯の矯正と仕組みが似ています。
胸骨にワイヤーを通し、お腹にコルセットをあててそこに結びつけて固定します。
数週間おきに、このワイヤーの調整を繰り返して、少しずつ胸骨を正常な位置へと戻していきます。
きちんと骨が動いてくれるか、何度調整すれば正常な位置に戻ってくれるかはやってみないとわかりません。
調整の度に全身麻酔の手術となりますので、小さい体への負担も少なくありません。
それでも、ココちゃんにできることはしたいと現在お世話してくださっているミルクボランティア様、病院の先生方、スタッフと話し合い決めました。
どうか皆様もココちゃんの手術がうまくいき、ココちゃんが元気に長生きできるよう応援していただきたいです。
まだ生まれてきてたったの2ヶ月の小さな体には背負いきれないほどのハンデを抱えながらも頑張って生きてくれています。
調子がいい時は他の兄弟と同じように走って遊んでいるココちゃん。いつまでもみんなと一緒に走れるように、私たちも全力で支えていきます。
コメント